高身長さんの服選び
高身長の服選びは、袖丈と着丈の不足をどう埋めるかで決まります。165cm以上の人が丈を合わせる方法、サイズ表の見方、丈が足りないときの対処をまとめました。
この記事の結論
高身長の服選びは、袖丈と着丈が足りるかで決まります。サイズ表の数字を実寸と比べて選んでください。
最終更新: 2026年8月10日
高身長の服選びは、袖丈と着丈が足りるかで決まります。
既製服は平均的な身長に合わせて作られているので、身長が高いほど丈が足りなくなります。バストやウエストが合っていても、袖と裾が短ければ着られません。ここを数字で確かめるのが出発点です。
このページでは、まず丈の不足をどう埋めるかを書き、そのあとアイテム別・悩み別の選び方に進みます。
高身長で服が合わない原因は丈の設計
原因は体型ではなく、既製服の丈が平均身長に合わせて作られていることです。
日本の既製服は、多くが158センチ前後を基準に作られています。身長が10センチ高ければ、袖丈も着丈も数センチずつ足りません。
サイズを上げれば丈は伸びますが、身幅も一緒に大きくなります。丈のために大きいサイズを買うと、体との間に余りが出ます。
だから、サイズを上げるか、丈を直すか、丈が長いブランドを探すかの3つから選ぶことになります。
高身長の服選びで見るのは袖丈・着丈・股下の3つ
バストやウエストより先に、この3つを確かめてください。
自分の実寸を測って控えておく
メジャーで、次の4か所を測ってください。一度測れば毎回使えます。
- 裄丈(首の後ろの中心から、肩を通って手首まで)
- 着丈(肩の付け根から、着たい丈の位置まで)
- 股下(脚の付け根から床まで)
- 肩幅(肩先から肩先まで、背中側で)
サイズ表に袖丈しか書いていない場合は、肩幅を足して裄丈と比べてください。
サイズを上げるか、丈を直すかを決める
袖丈が2センチ以内の不足なら、袖をまくる、七分袖として着るという方法で足ります。
3センチ以上足りないなら、サイズを1つ上げてください。身幅が余る場合は詰めてもらいます。ウエストや身幅の直しは2,000円前後が目安です。
パンツは、裾の縫い代が3センチ以上あれば伸ばせます。買う前に裾を裏返して確かめてください。
丈が長いブランドを探す
トールサイズの展開があるブランドは、袖丈・着丈・股下が最初から長く作られています。
海外ブランドも、丈が長めのことが多くあります。ただし肩幅と身幅の比率が違うので、数字で確かめてから選んでください。
アイテム別の選び方
丈が足りるかを先に見て、そのあと形を選びます。
| アイテム | 見る数字 | 注意する点 |
|---|---|---|
| トップス | 裄丈・着丈 | 袖丈が足りないと手首が出て目立つ |
| パンツ | 股下・裾の縫い代 | 縫い代が3センチ以上なら伸ばせる |
| スカート | スカート丈 | モデルの身長との差の分だけ短くなる |
| ワンピース | 着丈・裄丈・切り替えの高さ | 切り替えが自分のウエストより上に来る |
| アウター | 袖丈・着丈 | 中に着る服を考えてサイズを決める |
トップスは袖丈で決まる
裄丈が足りているかを最初に見てください。袖が短いと、手首が出て丈が足りないことが目立ちます。
丈が足りないときは、最初から袖を出す前提で着るという方法もあります。七分袖として着る、袖をまくる、どちらでも構いません。
着丈は、ウエストで終わるものからお尻が隠れるものまで幅広く着られます。高身長は上半身に長さがあるので、短い丈でも間延びしません。
パンツは股下と縫い代を確認する
股下の表記を、自分の実寸と比べてください。1〜2センチの不足なら、くるぶしを出す丈として着られます。
3センチ以上足りない場合は、裾の縫い代を確認します。3センチ以上あれば、店で伸ばしてもらえます。
裾を伸ばすと折り目の線が残ることがあります。濃い色のパンツのほうが目立ちません。
ワンピースは切り替えの位置を見る
着丈が足りているかに加えて、ウエストの切り替えが自分のどこに来るかを確かめてください。
身長が高いと、切り替えが自分のウエストより上に来ます。胸の下で切り替わってしまうと、形が変わります。
サイズ表に切り替えの高さが書いてあれば、自分の肩からウエストまでの長さと比べてください。
高身長でやってはいけない3つのこと
避ける理由は「丈の不足がそのまま見えるから」です。
丈が足りないまま着る。 袖が短い、裾が短いのは、サイズが合っていないと分かる形で出ます。まくるか、直すか、買い直すかのどれかにしてください。
丈のためだけに大きいサイズを買う。 身幅が余って、体との間に空間ができます。買うなら直しを前提にしてください。
全身を長い丈でそろえる。 どこにも体の線が出ないので、全体が重く見えます。1か所は短くしてください。
悩み別の選び方
同じ高身長でも、気になることは人によって違います。よくある3つについて書きます。
大人っぽく見えすぎるとき
全身を長い丈でそろえていることが原因です。どこか1か所を短くしてください。
トップスを短くしてウエストを見せる、袖をまくる、足首を出す。1か所でも体の線が見えると、印象が軽くなります。
肩幅が広く見えるとき
肩の縫い目が自分の肩先に合っているかを確かめてください。ずれていると、そこに幅が足されます。
首元を開けると、上半身に縦の線ができて幅が目立ちません。V字か、シャツのボタンを2つ開けるだけで変わります。
手足が長くて服が間延びして見えるとき
袖と裾に何か1つ変化を付けてください。袖口を絞る、裾を折る、ベルトでウエストを作る。
区切りが1つあると、長さが分割されて間延びしません。
通販でサイズを外さないための確認点
高身長は、サイズ表の丈の数字だけで判断できます。バストやウエストより先に丈を見てください。
- 裄丈(または袖丈+肩幅の半分)を、自分の実寸と比べる
- 着丈を、自分の肩から着たい位置までの長さと比べる
- 股下を、自分の実寸と比べる。裾の縫い代も写真で確認する
- モデルの身長を見て、自分との差の分だけ丈が短くなると考える
- 返品できるかを先に確認する
モデルの身長が自分より10センチ低ければ、丈も5センチ前後は短く感じます。 数字で見る習慣をつけると、失敗が減ります。
骨格診断と合わせると選ぶ服が絞れる
身長は、似合う形の方向を決めるものではありません。形は骨格で決まり、丈だけを身長に合わせて長くします。
まだ骨格が分からない方は、骨格診断から確かめてください。結果に応じて、骨格ストレート、骨格ウェーブ、骨格ナチュラルのページに進めます。
色はパーソナルカラー診断で決まります。形・丈・色の3つがそろうと、選ぶ服がかなり絞れます。
体型の気になる部分を目立たせない選び方は、体型カバーできる服にまとめています。サイズが合わない悩みは大きいサイズの服選びも合わせて見てください。
最後に一つ。ここに書いたのは目安です。同じ身長でも、脚の長さや骨格で似合う丈は変わります。 鏡で見て違うと感じたら、自分の感覚のほうを取ってください。
よくある質問
- 袖丈が足りないときはどうすればいいですか?
- サイズを1つ上げるか、最初から袖を出す前提で着てください。サイズを上げると身幅も一緒に大きくなるので、身幅が余る場合は詰めてもらいます。七分袖として着る、袖をまくるという方法もあります。長袖を無理に長袖として着ると、手首が出て丈が足りないことが目立ちます。
- パンツの丈が足りません
- 股下の表記を見て選んでください。裾を折り返して仕立ててあるパンツなら、その分を伸ばせることがあります。裾の縫い代を確認して、3センチ以上あれば店で伸ばしてもらえます。トールサイズの展開があるブランドを探すのも早い方法です。
- 高身長だと何を着ても大人っぽく見えすぎます
- 全身を長い丈でそろえると、そう見えます。どこか1か所を短くしてください。トップスを短くしてウエストを見せる、袖をまくる、足首を出す。1か所でも体の線が見えると、印象が軽くなります。
- オーバーサイズの服は着られますか?
- 着られます。高身長は服の面積に負けにくいタイプです。ただし全身を大きくすると、全体が四角く見えます。片方だけ大きくして、もう片方を体に沿わせてください。
- サイズ表のどこを見ればいいですか?
- 袖丈、着丈、股下の3つです。バストやウエストが合っていても、この3つが足りないと着られません。自分の合う服を測って数字を控えておくと、毎回使えます。モデルの身長も見て、自分との差の分だけ丈が短くなると考えてください。
- 身長が高いと骨格診断は関係ありませんか?
- 関係あります。骨格は身長では変わりません。似合う形の方向は骨格で決まり、丈だけを身長に合わせて長くします。両方を合わせると、選ぶ服がかなり絞れます。
- ヒールを履かないほうがいいですか?
- 履いて構いません。身長を低く見せるために足元だけ変えても、全身のバランスは変わりません。履きたい靴を履いて、丈を合わせるほうが結果は良くなります。
